保健省の代表によりますと、現在、ベトナムは新型コロナ感染者を確認するため、遺伝子増幅法PCR装置と韓国製の抗原迅速検査キットを使用していますが、抗原迅速検査キットの精度は高くないと指摘されています。先頃、ベトナム国立衛生疫学研究所は長崎大学と協力し、安いコストで血清学的検査製剤の開発に成功しました。
ダム副首相は「この製剤が外国製と同様の製剤に代わる可能性がある。ベトナムはPCR法と血清学的検査製剤を同時に使用し、新型コロナ感染者を早期に発見することができる」と強調しました。
会議で、指導委員会の委員らは直近11日続けて、コミュニティでの感染症例が出なかったものの、各省庁、地方、部門は政府、保健省の手解きに基づき、予防対策を厳格に実施する必要があるとの見解を述べました。
なお、現在、ベトナムは新型コロナウイルスに効果がある薬品の供給を確保し、マスク、防護服、人工呼吸器を生産できるとともに、検査製剤の開発に成功したとしています。