会見で、ウィドド大統領は、「2023年の戦略的パートナーシップの樹立10周年の記念にあたり、フエ議長によるインドネシア訪問は、両国関係を益々広範で実質的に発展させることに寄与している」と強調するとともに、「インドネシアとベトナムの戦略的パートナシップは両国に利益をもたらすだけでなく、地域の平和・安定・繁栄に貢献していく」と明らかにしました。
一方、フエ議長は、「ベトナムはインドネシアとの戦略的パートナーシップを常に重視している」と再確認すると同時に、「両国会が、両国の議会関係を更に促進するための協力合意書を調印したことから、両国関係を新たな発展段階に押上げるよう」希望を表明しました。これに対し、ウィドド大統領は、既存のサプライチェーンの維持における両国の協力強化および、海洋・水産物・デジタル転換・公平なエネルギー移行などの新たな分野の協力強化に賛成の意を示しました。
この機に、フエ議長は、ウィドド大統領をベトナムに招待するグエン・フー・チョン共産党書記長とボー・バン・トゥオン国家主席の言葉を伝えました。