インドネシア駐在ベトナムのタ・バン・トン大使は、インドネシア駐在VOVベトナムの声放送局の特派員のインタビューに答えた際、「この訪問は、ベトナムとインドネシアの外交関係樹立70周年を記念する一連の活動の始まりである。今回の訪問で、両国の指導者が両国間の戦略的パートナーシップをさらに強化するための措置について話し合う予定である。また、これは両国が2028年をめどに、両国間の取引総額を180億米ドルに増加させるという目標を達成するための措置を協議するチャンスでもある」と明らかにしました。トン大使は次のように語りました。
(テープ)
「両国間の取引総額は2024年に160億米ドルを超えました。両国にはまだ多くの未開拓の可能性を秘めています。市場面では、インドネシアの人口は2億7千万人で、ベトナムは1億人以上であることから、両国は今後も貿易関係をさらに強化できると私は確信しています。両国政府が行うべきことは、両国間の輸出入を円滑にするための協定を締結することだと思います。
一方、インドネシアのアールマナタ・クリスティアワン・ナシール外務次官は、VOVの記者のインタビューで、現在の状況において、文化、国民交流、観光の分野が非常に重要であり、今後これらを促進される必要があると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「私は、両国間関係の基盤は市民間のつながりにあり、これは両国がもっと投資すべき分野だと思っています。両国には文化の類似点がいくつかあることから、国民交流や教育、文化、観光分野における協力を強化する必要があります。重要なのは、どのようにしてつながりを強化するかということです。両国間には直行便がすでに運航されており、このつながりを拡大し、両国の国民がより多く互いの国を訪れることができるようにすべきです。これにより、両国民の相互理解が深まり、他の分野での交流も促進されるでしょう。」
(VOVWORLD)