軍事パレードの幕開けは、勝利の旗とロシア国旗を赤の広場内で掲揚しながら行進する儀式でした。続いて、ロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相が閲兵を行い、ロシア軍最高司令官を務めるウラジーミル・プーチン大統領に報告しました。軍事パレードで発言に立ったプーチン大統領は、次のように語りました。
(テープ)
「第二次世界大戦の中で、世界人口のほぼ80%は悪い影響を受けました。世界中のファシズム・ファシストの打倒は、全世界の進歩勢力のおかげです。我々は軍事同盟勢力の兵士たちに深い敬意を表し、退役軍人の愛国心をも覚えます。彼らの姿は常に私たちの心の中にあり、未来の世代へと語り継がれていきます。勝利の日、おめでとうございます」
開会のための礼砲が行われた直後、各軍種の部隊と軍事装備の行進が始まりました。1万2000以上の兵士と13の外国軍代表団がパレードに参加し、ロシアとの友好関係を示しています。
ベトナム人民軍の68名の軍人が赤の広場に進みました。ベトナム軍が軍事パレードに参加したのは今回が初めてです。これは軍事協力と国際連帯における友好を象徴するものです。
軍事パレード終了後、プーチン大統領はトー・ラム書記長、各国の指導者らおよび代表団と共に、赤の広場にある無名戦士の墓に花を手向けました。
(VOVWORLD)