この訪問は、インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領、カオ・キム・ホンASEAN事務総長、シンガポールのローレンス・ウォン首相の招きに応じて行われるものです。
ベトナム外務省のグエン・マン・クオン副大臣によりますと、今回の訪問は、ベトナム共産党の書記長としてインドネシアを訪れるのは約8年ぶりのものであり、ASEAN事務局を訪問するのは初めてであることから歴史的な意義がある訪問です。この訪問は、ベトナムとインドネシアとの外交関係樹立70周年、ベトナムのASEAN加盟30周年記念にあたり行われるものです。
また、クオン副大臣は、トー・ラム書記長の今回の訪問が、ベトナムの党と政府が終始一貫して実施している独立・自主・平和・協力・発展の外交政策、外交関係の多様化・多角化、インドネシアとシンガポールをはじめとする隣国との関係を重視する姿勢を示していると強調しました。また、この訪問はベトナム外交政策におけるインドネシア、シンガポール、およびASEANの戦略的な重要性を再確認するものです。
(VOVWORLD)