シャングリ・ラ・ヘルスケア・インベストメント社のチャン・ティ・ラム顧問との面会で、トー・ラム党書記長は、同社がベトナム国内において実施中のプロジェクトの進捗度を加速させ、投資活動を継続していく必要があると提案するとともに、ベトナムが引き続き投資家に有利な条件を提示していると明らかにしました。

一方、テマセク・ホールディングスのLim Boon Heng会長との面会で、トー・ラム党書記長は「ベトナムは新たな経済発展目標を発表し、新技術、優秀な人材、投資ファンドを含む海外からの資源を必要としている。ベトナムは、シンガポールの投資家を含む全ての投資家に対し、有利な投資環境を確保している」と明らかにしました。これに対し、Lim Boon Heng会長は、グリーン転換、再生可能エネルギー分野への関心を示し、このエコシステムに参加する機会を期待しています。

他方、セムコープ・インダストリーズ社のTow Heng Tan取締役会長との面会で、トー・ラム党書記長は、「ベトナムはハイテク、エネルギー、クリーンエネルギーの工業団地への投資活動に便宜を図るための政策の研究を継続する。既に、原子力発電、風力発電、太陽光発電に関する開発計画を研究し、立案してきた。これらの分野への投資活動を奨励している」と明らかにしました。

なお、これに先立ち、トー・ラム書記長は、ベトジェット航空によるシンガポールからベトナム南部キエンザン省フーコック島を結ぶ直行便の開通式典に出席し、ベトジェット航空とカーライル・アビエーション・パートナーズの間で、3億米ドル相当の航空機購入に関する融資契約の調印式に立ち会いました。

(VOVWORLD)