会議では、5月の社会経済の状況やアメリカの対抗関税政策、そして5月以降の重点課題などについて討議が行われました。
具体的には、アメリカの対抗関税政策に関し、多くのリスクが潜んでおり、世界の幾つかの地域で武力衝突が発生し、非伝統的安全保障問題が益々深刻化・多様化しているとしています。
国内では、政府および首相は党中央の第18号決議に基づき組織体制の再編を積極的に推進し、経済成長を8%以上に引き上げるための包括的な対策を展開し、アメリカの新たな関税政策への対応も進めています。また、政治局の決議を断固として実施し、第15期国会第9回会議に44の法律案および決議案を準備して提出するとしています。
また、チン首相は「5月には、ベトナムのマクロ経済が安定し、インフレが抑制され、経済の主要なバランスが確保されている」と強調するとともに、「政府は今年中および今後の電力需要のピーク時における供給確保のための措置を迅速に施した。いかなる状況においても電力不足を起こさない」との決意を表明しました。
(VOVWORLD)