![]() |
シンポジウムの報告によりますと、2015年から2021年の7年間、ソンラ省では、ほかの作物の生産効率が低い傾斜地6万ヘクタール以上が果物の栽培に転換され、同省の果物の栽培面積は約8万3千ヘクタールに上っている、これにより、同省は、マンゴーやスモモ、アボカド、竜眼などの大規模産地となっており、農業の画期的な開発を目指しているとしています。
シンポジウムで、出席者らは、ソンラ省の農業生産と農産物消費が直面している問題を指摘し、世界各国の知見に基づき解決策を提案しました。ホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン院長は、農民と企業の連結の重要性を強調し、次のように語りました。
「農業の画期的な開発を目指すためには企業の参加が必至です。企業は、大量生産の主役として農業生産のインプットとアウトプットを決定する要素だからです。現在、多くの企業はソンラ省の農業に関心を示していますが、ソンラ省と企業との信頼と相互理解を深めれば、より多くの企業が来てくれるはずです」
シンポジウムで出された提案はソンラ省の農業開発戦略に盛り込まれるとしています。
ソース:VOV