23日夜、東北部クアンニン省ウオンビ市にあるイエントゥー歴史遺跡地区で、「心と体の安らぎ」をテーマにしたアオザイ展示・披露会が行われました。

これは、省内の観光振興プログラムの一環であり、同省人民委員会や、ベトナムの有名なアオザイデザイナーのミン・ハイン氏、アパレル株式会社「ビエットモード」社の共催によるものです。

今回、12人のデザイナーのコレクションが紹介されました。特に、ベトナム駐在各国の大使や、在ベトナム国際組織の代表、アーティスト、モデルも参加し、アオザイを披露しました。

このイベントは、ベトナムの伝統衣装アオザイの美しいイメージを世界に幅広く紹介するとともに、アオザイを世界の無形文化遺産として登録することを目指すものです。また、これは、「2022年に観光客数を1000万人にする」というクアンニン省の目標達成のために国内外の観光客を誘致することにも役立つと評されています。