9月5日から15日まで、チリ共和国のユネスコ世界ジオパーク「クトラルクラ」で開催中の第11回ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界ジオパークネットワーク (GGN)国際会議の枠内で、『ノンヌオック・カオバン世界ジオパーク』は、世界の5つのジオパークの1つとして「ユネスコ世界ジオパークネットワークにおける優れた運営モデル賞」を受賞しました。
GGN国際会議で『ノンヌオック・カオバン世界ジオパーク』の代表はジオパークの構築・発展の過程に関する知見を共有するとともに、「世界各国の効果的な運営モデルを学んできた」と明らかにしました。
これを機に、北部カオバン省はジオパーク文化空間を設置し、カオバンの地質遺産、文化、歴史、自然景観における際立った価値を国際社会に紹介したとしています。また、ジオパークの4つの観光ルートや地元の伝統的な手工芸品も紹介されました。
これらの活動は、豊かな文化的色彩を持つカオバン省のイメージを広くPR・紹介するとともに、ユネスコの基準に基づくジオパークの管理・運営・構築において、世界の成功事例から学び、協力する機会多数を作り出すことを目的としています。
今回の賞は、ユネスコ世界ジオパークネットワークにおける本ジオパークの地位と信頼性を示すものでありながら、遺産の保全と経済・社会の発展を両立したモデルを今後さらに効果的に推進していくためのカオバン省にとっての大きな原動力でもあります。
(VOVWORLD)