セッションはWEF世界経済フォーラムのステファン・メルゲンタラー専務理事が進行を務めました。
WEF側から「ベトナムが飛躍の時代を迎えるにあたり、最大の原動力は何ですか」と問われたチン首相は、次のように述べました。
(テープ)
「農業の発展によって、戦後の飢餓と極度の貧困から脱却し、後発開発途上国から発展途上国へと進む土台を築きました。産業は、現在のように上位中所得国へと私たちを押し上げ、今年は8%の成長率を達成しました。これからは科学技術こそが、2045年に高所得先進国となるという目標を実現する原動力になると考えています。『先を見据え、広く視野を持ち、深く考察し、大きなことに取り組む』という精神で、2045年という目標は大きな挑戦ですが、国の発展と国民の安寧と幸福のために、必ず達成しなければなりません」
チン首相はさらに、国際社会におけるベトナムの役割についても言及し、WEFと協力し、対話を促進し、その成果を紛争地域だけでなくすべての国々にもたらすことで、平和、協力、共通の発展を実現し、「誰一人取り残さない」世界を目指す決意を強調しました。
参加者からは、この対話が幅広い分野にわたるマクロな課題について重要な情報と示唆を与え、新たな発展段階に向かうベトナムをより深く理解する機会になったとの声が寄せられました。
(VOVWORLD)








