会見で、フォック副首相は、「ベトナムはアメリカとの包括的な戦略的パートナーシップをさらに深化させていきたい意向がある」と表明するとともに、「ベトナムは独立自主の経済の開発のために独立自主の精神を保ち、多様化・多角化した外交を堅持する」と強調しました。

また、フォック副首相は、「ベトナムはアメリカの関連各機関と協力し、今年4月4日に行われたトー・ラム党書記長とドナルド・トランプ大統領との間での交換内容を具体化したい意向がある」と強調しました。それを通じて、両国の企業と住民の利益のための安定した持続可能な経済・貿易関係を維持していくことを目指すとしています。

フォック副首相によりますと、アメリカのトランプ大統領は、「相互関税」の措置を90日間停止すると発表したにもかかわらず、両国は両国間の包括的な戦略的パートナーシップに沿った安定した経済・貿易関係の促進に向けた長期的な枠組みを作り出すために二国間貿易協定を早急に交渉する必要があります。

一方、ジェイミーソン・グリア代表は、「アメリカはベトナムとの二国間関係を非常に重視している」と強調するとともに、「貿易赤字に関する問題を解決するために緊密に協力し、さまざまな分野で協力関係の深化を目指すよう」希望を表明しました。アメリカは、両国が税に関する合意書を含む相互貿易協定に関わる交渉を開始することに賛成しました。

(VOVWORLD)