ベトナムで過去最大規模となった秋季見本市が、3日夜、閉会します。
                            10月25日から10日間にわたってハノイで開催された見本市には、国内外2,500の企業や団体が出展し、1日平均10万人が来場しました。
商談や売買は活発に行われ、直接売上は約3,800万ドルに達したほか、取引契約や覚書の総額は1,900万ドルを超えました。
北部ハイフォン市から訪れた女性は次のように話しました。
(テープ)
「国が素晴らしく発展していることがわかり、家族も喜んでいます。こうした見本市がもっと開催されてほしいと思います」
一方、出展した中部クアンガイ省のダクレー協同組合の担当者ゴー・クアン・クエットさんは次のように語りました。
(テープ)
「これは企業が国内外の消費者に製品をPRし紹介する非常に良い機会です。多くの企業と協力する機会でもあります。この数日間で、薬用植物や農産物の販売契約を締結するため、多くの企業にアプローチすることができました」
会期中は、日本や韓国、EU諸国など各国の企業との国際商談会も開かれ、100以上の協力協定が結ばれました。
見本市は、ベトナム製品の魅力と国内商品への消費者の信頼の高まりを示す結果となりました。
(VOVWORLD)