セイヤー教授は、「ベトナムが戦略的パートナーシップを通じて全方位・国際関係の多様化という外交路線を実施するだけでなく、困難をチャンスへと変えてきた」と語り、ベトナムの明るい未来に強い信頼を寄せています。
ニューサウスウェールズ大学所属オーストラリア国防大学のカール・セイヤー教授は、ベトナム通信社のオーストラリア特派員のインタビューに答えた際、国家統一から50年を経たベトナムが、戦争で荒廃した発展途上国から、平和と安定を享受する低中所得国へと大きな変貌を遂げたと評価しました。
セイヤー教授は、「ベトナムが戦略的パートナーシップを通じて全方位・国際関係の多様化という外交路線を実施するだけでなく、困難をチャンスへと変えてきた」と語り、ベトナムの明るい未来に強い信頼を寄せています。
一方、1975年4月30日に現在のホーチミン市の前身であるサイゴンで4月30日の勝利の歴史的瞬間に取材に行ったキューバの従軍記者ルイス・アルセ氏は、この勝利がベトナム民族の歴史に残る金字塔であると振り返りました。
アルセ氏は、ベトナムがこの半世紀にわたり、時間的にはきわめて短い期間で、経済や制度改革の面において、成果を挙げてきたと明らかにしました。
さらに、「ベトナム国民が、まるで『不死鳥』のように戦争の廃墟から立ち上がり、グローバルな統合こそが発展への道であり、経済競争は、世界の平和と人類の福祉を実現するための協力の手段であることを世界に発信している」と強調しました。
(VOVWORLD)