22日、ハノイの政府本部で、ファム・ミン・チン首相は3つの重要会議を主宰しました。
これらは全国規模の老朽・仮設住宅の撤廃に向けた中央指導委員会第5回会議、交通分野の重点プロジェクト指導委員会第18回会議、および2025年の公共投資資金の執行加速を目的とする第2回会議です。
会議でチン首相は、2025年、ベトナムは経済成長目標を8%以上に達する目標を掲げ、次なる2桁成長を目指す弾み生む決意を固めていとと強調しました。そのうえで、各地方の指導者に対し、高い決意と努力をもって各施策の遂行を図るよう呼びかけました。
老朽・仮設住宅の撤廃に関して、チン首相は各省庁、地方、企業が全国で積極的に取り組んでいることを評価した上で、この計画を2025年9月2日までに必ず完了させるとの方針を示しました。
公共投資についてチン首相は、「公共投資は新たな雇用を創出し、発展の空間を広げ、40を超える産業に効果をもたらす重要な要素」と強調した上で、公共投資をより効果的に進めるため、課題やボトルネックを解決し、制度・政策面での改善策を検討するよう指示しました。
交通分野の重点プロジェクトに関して、チン首相は「これは公共投資の一部であり、国の発展と直接に関連する課題である」と述べたうえで、「年末までに3000キロメートルの高速道路網を完成させる」との目標を掲げ、特に北部カオバン省から最南端にあるカマウ省までを結ぶ南北高速道路の完成は、「国の重要記念日を祝う意義深いものとなる」と強調しました。
(VOVWORLD)