ベトナムと英国は、両国関係を包括的戦略パートナーシップに格上げする共同声明を発表しました。
                            英国を訪問中のベトナムのトー・ラム共産党書記長が29日、スターマー首相との会談後に合意したもので、共同声明は48項目で構成されています。
声明では、政治・外交から経済、科学技術、環境・エネルギー、教育・文化など6つの主要分野で協力を強化するとしています。
具体的には、不法移民対策の強化や、ホーチミン市とダナン市での国際金融センター開発への協力が盛り込まれました。
また、グリーンファイナンスとクリーンエネルギー分野でのパートナーシップを立ち上げることでも一致しました。英国は、最大50億ポンド、日本円で1兆円の支援枠を活用して、ベトナムへの投資を促進します。
教育分野では、英国が2035年までにベトナムの学校で英語を第二言語とする目標の達成を支援することを確認しました。
(VOVWORLD)