4月7日から17日まで、フランスの首都パリで、ユネスコ国連教育科学文化機関執行委員会の第221回会議が開催され、58の加盟国と100カ国あまりのオブザーバー国の代表者が出席しています。ベトナムからは、ゴ・レ・バン外務次官が出席し、発表を行いました。
バン外務次官はベトナムの積極的かつ責任ある役割を強調するとともに、ベトナムが新時代における国家発展の願望を実現するための鍵として教育を重視していると明らかにしました。また、ユネスコに対し、各国における包括的な教育制度構築への支援を継続する必要があると提案すると同時に、ベトナムが2025~2026年度以降、公立の幼稚園から高校までの生徒に対して授業料を全額免除することを明らかにしました。
さらに、バン次官は異文化間の対話の促進、創造産業の開発、文化多様性の保護を呼びかけたほか、AI人工知能に関する法的枠組みの完成に向けた取り組みや、科学外交の推進、科学技術協力、および新興技術ガバナンスの強化などを歓迎したということです。