ルオン・クオン主席は、中東・アフリカ地域および国際社会における平和、安定、発展の維持に対するアラブ連盟の積極的な役割と貢献を高く評価しました。
ベトナムはアラブ連盟との実質的で効果的な関係をさらに発展させたい考えです。これは、現地時間の4日午前、エジプト・カイロで行われたアラブ連盟のアフマド・アブルゲイト事務総長との会見で、ルオン・クオン国家主席が強調したものです。
会見でルオン・クオン主席は、中東・アフリカ地域および国際社会における平和、安定、発展の維持に対するアラブ連盟の積極的な役割と貢献を高く評価しました。そのうえで、ベトナム外務省とアラブ連盟事務局との協力覚書を含む既存の協力枠組みを積極的に実施するとともに、国連や非同盟運動など多国間の場における協議や緊密な連携、相互支持の強化を提案しました。さらに、ベトナムがアラブ連盟とASEAN東南アジア諸国連合との懸け橋としての役割を果たす用意があると表明しました。
これに対しアブルゲイト事務総長は、アラブ連盟および加盟国がベトナムとの包括的な協力関係を重視していると述べ、国際法と国連憲章を尊重し、パレスチナ国民の正当な権利を支持するなど、国際問題に対するベトナムのバランスの取れた姿勢に謝意を示しました。
(VOVWORLD)