中央軍事委員会委員長のトー・ラム党書記長は5日午前、南部ビンズオン省の軍事司令部を訪問し、今後の防衛体制について指示を行いました。
トー・ラム書記長は視察時の演説で、社会経済の発展を支える安全保障体制の強化を強調しました。具体的に、全国民あげての国防体制の構築、省の防衛能力の向上、軍事訓練の充実、近隣地域との連携強化などを優先課題として挙げました。
さらに同書記長は、軍と住民との関係強化の重要性を指摘しました。特に緊急時における住民支援や、確固たる政治意識を持つ軍事要員の育成に力を入れるよう求めました。
視察に際し、トー・ラム書記長は司令部の幹部や兵士、職員らを激励しました。国防大臣のファン・バン・ザン大将と公安大臣のルオン・タム・クアン大将も同席し、部隊への支援を表明しました。
また、同日、トー・ラム書記長は別途ビンズオン省内のグエン・ミン・チエット元国家主席の自宅を訪れ、旧正月テトの挨拶を行いました。
(VOVWORLD)