新センターは、持続可能なデジタルサプライチェーンやAI統合型のスマートな企業ソリューションなど、中核分野での製品開発支援に重要な役割を担います。
ドイツのグローバルテクノロジー企業SAPは7日、ホーチミン市サイゴン地区にSAP Labs Vietnam研究開発センターを設立し、正式に稼働を開始したと発表しました。今後5年間で1億5000万ユーロ超を投資する計画で、東南アジア地域における同社の拠点としてはシンガポールに次ぎ2か所目となります。
SAP Labsグローバルネットワークのシニアバイスプレジデントであるクラス・ノイマン氏は、ベトナムの豊富な情報技術人材、政府によるイノベーションやデジタルトランスフォーメーション推進への強力な支援、そして優れた教育環境や施設を挙げ、「今がベトナム投資の好機だ」と述べました。
この設立により、ベトナムはSAPが研究開発拠点を置く世界20か国の一つとなります。SAPは今回の投資を通じ、ベトナムのデジタル能力強化と、ベトナムを地域屈指の活力あるテクノロジー市場へ発展させる方針です。
新センターは、持続可能なデジタルサプライチェーンやAI統合型のスマートな企業ソリューションなど、中核分野での製品開発支援に重要な役割を担います。
(VOVWORLD)