この橋は、去年9月に台風ヤギの影響で崩落した旧フォンチャウ橋の代わりに建設されたものです。式典では、橋の崩落事故で亡くなった方々への黙祷が捧げられました。
首相は挨拶で、「新しい橋がわずか1年で開通したことは、国民と政府、国民と軍の結束の証だ」と述べました。また、台風による深刻な被害を乗り越えて、地域の交通と経済をつなぐ重要な役割を果たすと強調しました。
この橋の建設は、崩落事故の翌日に緊急命令で決定され、去年12月に着工しました。当初の予定より3か月早い約9か月で完成し、建設費も当初計画より大幅に節約されました。総工費は約4388億ドン(日本円で24億円)でした。
台風による大きな被害から立ち直った地域の人々にとって、この新しい橋は希望の象徴となっています。