23日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はハノイで開催された2025年7月の法律整備に関する政府会議を主催しました。
会議では、法律整備に関する8つの内容について審議と意見交換を行いました。中には、7件の法案および2026年の政府立法プログラムが含まれています。
注目される法案には、「麻薬防止法の改正案」「ベトナム民間航空法案」「電子商取引法案」「報道法案」、そして2026年の立法プログラムに関する政府の提案などが挙げられます。
麻薬防止法の改正案に関して、チン首相は次のように述べました。
(テープ)
「麻薬犯罪を防ぐことは、麻薬の需要そのものの拡大を食い止めることに直結しています。とくに、「麻薬依存は犯罪である」という党の新たな方針を制度化し、犯罪として適切に取り扱う必要があります。一方で、麻薬依存が未成年に及ぶ場合には、人道的観点を重視し、「教育と更生の権利」が保障されるよう対策を講じなければなりません」
また、「電子商取引法案」に関して、チン首相は「国際的な知見を柔軟に取り入れつつ、ベトナムの実情に応じた制度設計を行い、管理と発展を両立させること」を提案しました。
会議の締めくくりに、チン首相は「2025年に、国をさらに発展させるため、制度・法律上の障壁を打破し、人的・財政的資源、インフラへの投資を集中させる必要があると強調しました。
(VOVWORLD)