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文化

タ・フィンに住む赤ザオ族の結婚式

ラオ・カイ省サ・パ市タ・フィン町で新郎リ・ラオ・タと新婦ファン・ロ・マイの結婚式が行われましたが、今でも赤ザオ族の伝統的な儀式を維持し、何千年もの間受け継がれてきた民族社会の人間性と団結を表しています。


タ・フィンの赤ザオ族の古代の慣習によると、両家が同意をした後、婚約式は結婚式の一年前に行われます。この間、新郎新婦は遊んだり、話したりすることはできません。赤ザオ族の伝統的な結婚は婚約、結婚、再訪という儀式を経ることになります。

旧暦の2月、花婿リ・ラオ・タの家族は縁起の良い日を選んで花嫁ファン・ロー・マイの家に行き、結婚式の供物と式の日時を一緒に決め、「幸運な運命」と呼ばれる二枚の赤い紙に書き留め、両家は相互信頼のためにそれぞれ一部を保管しました。婚約式が終わると、新郎の家族は花嫁の家族に2個の銀の婚約ブレスレットを渡し、花嫁の両親が娘の手に着けます。彼女の手に2個の銀のブレスレットを着けられると、すでに「既婚者」になったことを表します。

婚約式の後、花嫁ロー・マイは自分と花婿のために新しい服を用意しなければなりません。新郎リ・ラオ・タの家族は結婚式のために結婚式の贈り物、酒と肉を準備します。また披露宴のために約10匹の豚、数十匹の鶏を飼育し、数百リットルの酒と米を調理します。村の他の家族は鶏、酒、豚、米を持ってきて、主人がそれを記録し、夜まで披露宴に出た後、以前に持って来てあげたのと同じ物を貰って持ち帰ります。


 


花嫁の家族が連れてきた

新婦ファン・ロー・マイを迎える花婿リ・ラオ・タの家族。





夫の家に戻る前の娘に助言する花嫁ファン・ロー・マイの母親。





結婚式で赤ザオの精神的な世界のために奉納紙を燃やして拝む長老。


花嫁の家族を歓迎する結婚式の宴会のために鶏肉を茹でる花婿の叔母。





結婚披露宴に用意された酒。




 

非常に厳粛に準備された伝統的な屋内の帆布。





結婚式の部屋に入る前に服を着せる花嫁を連れてきた一団。 




花嫁を花婿の結婚式場に連れて行く新婦の親戚。




何千年もの間、ザオ族に伝わる新婚夫婦よる天地と両親への礼拝。


タ・フィンの赤ザオ族の人々はいつも、村のすべての家庭の仕事を自分のものと見なしています。ロー・マイ花嫁は婚約式の後、家にいて、自分で布を織って、手で刺繍をし、結婚式の服を準備するだけです。

 

花婿リー・ラオ・タと花嫁ロ―・マイの結婚式は10月に開催され、3日間にわたって行われました。


 

タ・フィンのザオ族社会での結婚式は何千世代にもわたって守り伝えられてきた連帯と互恵の精神を示す行事である。


新郎の家族は客が一緒に楽しめるように酒宴を準備します。披露宴の間ずっと楽しく音楽が演奏されます。新郎新婦がそれぞれの客の横に来て、感謝を述べます。花嫁の家族は帰る前に花婿の父親から1キロの豚肉を貰います。花婿は妻の両親が肉を持って帰るための竹かごを二つ手編みしなければなりません。

文、撮影:ホアン・ハー

訳者:ソン・タム・クエン


ソントゥタイ島の春の色

ソントゥタイ島の春の色

ソントゥタイ島村(カインホア省チュオンサ島地区に属する)の軍と住民は、本土からの訪問者を歓迎する準備を熱心に行います。嵐の真っ只中においても、この地の軍隊と人々は今も頑固に抵抗し、祖国の海と島々の主権をしっかりと守っています。

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