アル・ダハク大臣は、UAEが気候変動対策を最重要課題の一つと位置づけており、今後もこの分野でベトナムとの協力を深めたいとの考えを示しました。
16日午前、ハノイでファム・ミン・チン首相は、第4回P4G「グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ」サミットに出席するため、ベトナムを訪問中のUAE＝アラブ首長国連邦のアムナ・ビン・アル・ダハク・アルシャムシ気候変動・環境大臣と会見しました。
会見でチン首相は、気候変動対策は国家全体、そして世界全体が取り組むべき共通の目標であり、ベトナムとUAEを含むすべての国が力を合わせることが重要だと強調しました。さらに、今回ベトナムがP4Gサミットを主催することは、グリーン成長と持続可能な開発を促進し、国際社会における気候変動対策の取り組みを加速させるという共通の努力に貢献することを目的としていると述べました。チン首相はまた、急速かつ力強い発展を遂げているUAEの経済改革の経験から学びたいという意向を表明しました。
これに対し、アル・ダハク大臣は、UAEが気候変動対策を最重要課題の一つと位置づけており、今後もこの分野でベトナムとの協力を深めたいとの考えを示しました。そのうえで、UAEはベトナムとの包括的パートナーシップを重視しており、両国のハイレベルの合意事項を具体的に実施するために、各省庁がベトナム側と緊密に連携していると述べました。
また、UAEはエネルギー、安全保障、教育・人材育成などの分野における協力プロジェクトをめぐり、ベトナムの各機関や企業代表団がUAEを訪問し、協議を行うことを歓迎する意向を表明しました。
(VOVWORLD)
