「未来を担う世代の飛躍」は、ベトナム共産党のトー・ラム書記長が、3月26日のホーチミン共産青年同盟創立94周年に寄せた論説の表題です。
トー・ラム書記長は、2045年、国家建国100周年を見据え、ベトナムが高所得の発展国となるための戦略目標を明らかにしました。知性だけでなく、身体能力に優れ、豊かな文化的アイデンティティを持ち、世界の主要国と肩を並べて競争できる若い世代の育成が不可欠だと強調しています。
党と国家の一貫した見解は、持続可能な発展の基盤を人間に置くことです。青年育成は国家の死活的な課題であり、革命の成功を左右する重要な要素と位置づけられています。新たな段階における若い世代への投資と育成は、最重要戦略的優先事項となっています。
知性と文明性に富み、強い意志を持つ若い世代を育てることは、ベトナムが絶え間なく発展し、国民の希望と力を体現する揺るぎない基盤となるでしょう。
トー・ラム書記長は、教育、職業訓練、スポーツ、文化、人口政策を国家戦略の最優先事項とし、若い世代の生活の質と国際競争力の向上に注力すると述べました。党と国家は、青年が調和的かつ包括的に発達できる環境と条件を整備し続けます。
トー・ラム書記長はホーチミン共産主義青年同盟に対し、経済・社会発展、国防・安全保障、国際統合、科学技術、起業、デジタル変革、党のイデオロギー擁護において、青年の献身的精神と先駆的役割を発揮するよう求めました。
今後20年間、国家は共通の願いを抱いています。それは、自信に満ち、進歩的で、知性に優れ、身体能力が高く、豊かな文化的アイデンティティを持ち、国際社会で堂々と活躍できる若い世代を育成し、国の繁栄と発展に貢献することです。
(VOVWORLD)