ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長が17日から19日にかけてラオスを公式訪問し、ラオスの首都ビエンチャンで開催される第45回(AIPA)東南アジア議員会議総会に出席する予定です。
この訪問に先立ち、ラオス駐在ベトナム大使館のグエン・ミン・タム 大使 が(VOV)ベトナムの声放送局のインタビューに応じました。
タム大使は、今回の訪問がマン国会議長就任後初のラオス公式訪問となることを強調し、この機会を通じてベトナムとラオスの友好関係や特別な団結、包括的な協力を最重要視する両国の方針を再確認する狙いがあると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「マン国会議長のラオス公式訪問は、2024年のAIPA議長国であるラオスが主催する第45回AIPA総会を前に行われます。この訪問は、両国間の戦略的信頼関係を深めるとともに、議会同士の協力を拡大する絶好の機会となります。さらに、多国間外交の強化や国際社会への包括的な統合の促進、そしてAIPA総会におけるベトナム国会の積極的な役割を再確認することにもつながると期待されています。ベトナムは、2024年のAIPA議長国としてのラオスを一貫して支持しています。我々は、AIPA加盟国と協力してASEANの団結と中心的役割を強化するだけでなく、AIPAと他のパートナー国との関係強化にも尽力します。また、ベトナム国会とAIPA加盟国、そしてオブザーバー国との間の関係促進にも積極的に取り組む所存です」
今後の展望として、タム大使は、両国の国会が立法活動や監督機能に関する知見の共有、国の重要問題に関する意思決定などで緊密に連携していく必要性を強調しました。特に、両国間の協定や協力合意書を含むハイレベルな合意の実効性向上に焦点を当てるべきだと指摘しました。
最後に、多国間フォーラムや国際機関において、両国が互いに支持し合い、緊密な協力を継続していく方針であることが確認されました。
(VOVWORLD)