両首相は、各級接触を維持することや、既存の協力メカニズムを効果的に発揮することの重要性を確認するとともに、国際的な場において緊密に連携することで一致しました。
8日午前、国家主席府で、ファム・ミン・チン首相は6日~9日にかけてベトナムを訪問中のベラルーシのロマン・ゴロフチェンコ首相の歓迎式典を主宰しました。ゴロフチェンコ氏がベトナムを訪問するのは就任後の初のものとなっています。
歓迎式典の後、両首相は会談を行いました。席上、両首相は、各級接触を維持することや、既存の協力メカニズムを効果的に発揮することの重要性を確認するとともに、国際的な場において緊密に連携することで一致しました。
チン首相は、「ベトナムはベラルーシがASEANとの協力を強化するための架け橋としての役割を果たす用意がある」と明らかにすると同時に、ベラルーシが、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題に対するベトナムとASEANの立場を支持するよう提案しました。経済協力について、チン首相は、両国が協力の潜在力を活用する必要があるとの見解を述べました。さらに、両首相は、貿易取引総額の増額のほか、情報技術、デジタルトランスフォーメーション、教育訓練、科学研究、文化、観光、草の根交流等の分野における協力の拡大を行うことにも合意しました。
なお、会談後、両指導者は、協力合意書の調印式に立ち会いました。
(VOVWORLD)