26日午後、中部高原地帯テイグエン地方ラムドン省で、農業農村開発省所属林業局とUSAID=アメリカ国際開発庁の共催により、「生物多様性の保存とエコ・ツーリズムの開発の両立」をテーマとした座談会が行われました。
座談会で発言に立った林業のチエウ・バン・ルック副局長は、「森林の総面積が 1470 万ヘクタールを超えていることから、ベトナムの森林は、数万種の野生動植物が生息している場と見られる。これは森林生態系の多目的価値を開発する大きな潜在力に恵まれている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「我々は森林を保護するだけでなく、生物多様性保存の役割とメリットを活かさなければなりません。森林開発の潜在力が徹底的に活用され、関連の政策が徐々に整備されていることから、将来、生物多様性保存とエコ・ツーリズム開発の両立をより促進させていきます。森林資源の管理・保護は非常に重要な課題であり、私たち一人ずつが責任を負うべき問題です」
(VOVWORLD)