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地方の潜在力

ブンロのロブスター

ブンロは小さな湾で、フーエン省、ドンホア地区、ホアスアンナムコミューンに属するところである。戦争の時期にここは海路で北から南に武器の受け取りの秘密の場所の一つであった。今日、ブンロはフーエン省の有名なロブスターを養殖する地域である。

ホアスアンナムコミューン人民委員会によると、同コミューン全体はブンロ地域で約460世帯が400以上の筏でロブスターを養殖して、筏には生簀が平均20~50個あるが、200もある大きな養殖筏もあるという。平均で一つの生簀には70~100匹を養殖できる。現在、この地域では全部で約80万匹のロブスターがいて、その中で地元の人々のものは約30%強を占め、その残りは他の地方の人のものである。

ここのロブスターは主に筏で養殖され、バイガーからバイラウまで延びるブンロ湾に集まっている。ブンロ湾は山に囲まれ入り江になった所で、平均の深さが10m以上なので、ロブスターの養殖に非常に適している。

ホアスアンナムコミューン人民委員会の会長であるトラン•ヴァン•ガイ氏は次のように言った:「2010年の収穫の時節にはブンロ地域は約20万匹しか取入れなかったが、2011年に4倍に増加した」。ブンロでのロブスター養殖業者は決して2011年の成功を意気揚々とした感覚はないと言える。なぜかというと2011年はこの地方でのロブスター養殖業者にとって、今まで一番成功した1年だからである。地元の人々は「2011年が天恵を受ける年」とよく冗談を言合った。収穫の時節後、十数億ドンの黒字になった世帯があった。そして、毎年、収穫後、この小さな土地には数人のロブスター巨人が増えてくる。

現在、重量が1キロ/匹以上というタイプ1のロブスターは現地でトレーダーにより約160万ドン/キロの価格で購入されていて、去年より30万ドンも上がった。これは過去最高価格である。今まで毎年の平均価格は130万ドン~140万ドンであった。

ホアスアンナムコミューンの農民協会の会長であるダン•スアン•ゴイ氏は次のように言った:「少数では数百匹、多数では数千匹以上皆はロブスターを養殖している。この2年間はあまり伝染病が流行しないし、それに価格も高くなったので、ロブスターからの利益が非常に高くて、人民達皆は非常に喜んでいる!」。彼の家族は去年1000匹を飼育した。投資金と種子の損失を引いた後の利益は60億ドンであった。現在、ゴイ氏はさらに5000匹を養殖して、今まで400匹を販売して67億ドン以上の黒字になったた。収穫時期の終わりまでに、タイプ1の600匹を販売して70億ドン以上の黒字になると予測される。残りのロブスターはまだ出荷の基準に達成しないため、来年まで続けて育てる。

商品用のロブスター収穫の時期の初め、毎日、ブンロは500キロ~1トン未満販売できている。従って、グエンカット氏、レー•デュック・ティエン氏、グエン・ヒエン氏のように70億ドン~100億ドンまでの利益を得た世帯が多くいた。そのような高い利益を得られるので、ここの多くの世帯は翌年のロブスターケージへの投資と拡張の計画を立てている。毎日のロブスター飼育人の仕事は餌の用意、ケージ洗浄のための潜水作業、魚網の補修、摂食がある。

ブンロは回りを山で囲まれた湾なので、筏でのロブスター養殖に非常に適している。

ロブスターのケージを掃除している。

ロブスターの餌は小魚である。

ロブスターは多くの場合、餌は早朝に与える。

ロブスターはケージと浮き台の環境でよく成長する。

収穫したロブスターは通常約1.3〜1.5キロで重い。


ホアスアンナム人民委員会によると、ここでのロブスター飼育世帯の大半が当初主にロブスターを含め、漁獲で生活していたという。しかし、乱獲により水産資源が徐々に乏しくなっていた。それに、この漁獲は運に依存していたので、人民の生活は不安定であった。しかし、完全にロブスター養殖に切り替えてから、同コミューンの漁民の生活水準が共通基盤からいうと、かなりに改善され、お金持ちや億万長者になった世帯も多くある。

その発展方向ができたのは一部ベトナム農民協会とベトナム農村開発銀行の共同決議があったからこそで、ここの家族がロブスター飼育用の投資金を借りられるようになった。各家庭それぞれは2千万ドンの投資金を受けた。

それに加えて、ドンホア地区は早急に漁業の構造を各地域、各住民郡、漁場ルートに合わせるための企画を行っていて、各種の水産物を選択かつ抽出的に発揮・開拓するようにする。同時に、漁民への宣伝活動、パトロール、制御、保護、漁獲(水域の人民の伝統的なキャリア)のために化学薬品を使用する違反行為の処置などもあわせてやっている。

ブンロならびにフーエン省のドンホア地区は海で生活している漁師が中部の海岸を保護しながら自分の祖国でたくさんの利益を得るため、海洋経済の開発と漁業資源及び海洋環境の保護と調和する戦略を立てている。

文:タオ・ビー
撮影:チャン・フアン

文:タオ・ビー 撮影:チャン・フアン

フエの蓮の葉ノンラー

フエの蓮の葉ノンラー

ベトナムの多彩な文化の絵の中で、ノンラー(円錐形の笠)は古くから欠かせない象徴となっています。特に伝統的な価値観と芸術の真髄が息づく古都フエでは、それがより際立っています。時が経つにつれ、伝統的なノンラーから詩情豊かなノンラーまで、すべてがフエの象徴的な贈り物となってきました。しかし、2017年から新しい手工芸品が登場し、伝統的な笠作りに新しい風をもたらしました。それが、グエン・タイン・タオさんによって創作されたユニークな作品、フエの蓮の葉ノンラーです。

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