ベトナム革命報道の日101周年を前に、トー・ラム書記長・国家主席は、「デジタル時代におけるベトナム革命報道」と題する論考を発表しました。
この論考では、デジタル化が進む中で報道を取り巻く環境の変化を分析するとともに、今後の報道機関の果たすべき役割や進むべき方向性を示しています。また、デジタル空間において革命報道がその使命を果たし続けるための課題についても言及しています。
ラム書記長・国家主席は、新たな時代の革命報道には「揺るぎない政治的信念」と「革新的な発想」の双方が求められると強調しました。また、今日では報道機関が情報発信を独占する時代ではなくなったとの認識を示しました。ベトナムのインターネット利用者はおよそ8560万人に達し、SNSのアカウント数も数億件に上っています。一方で、インターネット空間では誰もが情報発信者となれる反面、フェイクニュースやAIによって精巧に作られた画像や音声、いわゆるディープフェイクなどが社会の信頼を揺るがしていると指摘しています。
この指摘について、共産党の雑誌「タップチー・コン・サン」のグエン・チー・トゥック専門企画・広報発行センター長は次のように述べました。
「報道機関が国民の信頼を維持していくためには、活動の刷新と専門性の向上が欠かせません。信頼される情報源であり続けるためには、内容や発信方法を絶えず見直し、従来のメディアとデジタルプラットフォームの双方を活用して、それぞれの受け手に応じた情報発信を行う必要があります。また、記者一人ひとりも専門性を磨き、トー・ラム書記長・国家主席が指摘したように、現場に根ざし、人々に寄り添う姿勢が求められます」
さらに、この論考では、「デジタル化に対する発想の転換」の重要性についても言及しています。
トー・ラム書記長・国家主席は、デジタル化とは単にウェブサイトやSNSアカウントを増やしたり、最新設備を導入したりすることではないと指摘しました。そのうえで、組織運営や編集体制、制作プロセス、さらには経営理念や編集体制、制作プロセスから、経営理念や編集体制、制作プロセスから、報道に携わる人々の職業文化に至るまでを一新する包括的な改革であるべきだと強調しました。
[VOVWORLD]