2日午前、ハノイで開催された科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーションに関する中央指導委員会の会議で、同委員会の委員長を務めるトー・ラム党書記長は、年内に優先的に取り組むべき8つの主要事項を取り上げました。
中でも、二層製地方行政におけるデジタルトランスフォーメーションの必要性を強調しました。
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「ニ層制行政府は正式に始動しました。テクノロジーとデータに基づいた管理がなければ、現場の状況把握や指示伝達、業務の遂行は間に合いません。そうなれば、市民や企業への対応も滞ります。デジタルトランスフォーメーションは“中枢神経”であり、省と村をつなぐ生きた橋なのです。統合・分析・早期警戒のための“頭脳”となります。それがなければ、この新しい行政モデルは機能しません。」
また、トー・ラム書記長は、中央宣伝教育大衆工作委員会に対し、科学技術・イノベーションの重点施策、特に「リスク受容メカニズム」に関する国民への広報を強化するよう指示しました。
会議で、トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相の立ち会いのもと、3つの新たな国家デジタル基盤が発表されました。これらはベトナム共産党電子情報ポータル、政治局決議57号の監視・評価システム、および科学技術の開発・イノベーション・国家デジタルトランスフォーメーションに関する意見・提言・革新的解決策の受付・処理情報システムが含まれています。
(VOVWORLD)