27日午前、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は「二桁成長の達成と国の持続可能な発展への貢献に向けた課題と対策」をテーマとした政府と国営企業との会議を主宰しました。
会議で、チン首相は、世界情勢が絶えず変化しているため、国営企業もアプローチと思考を刷新し、現状に柔軟に対応する必要があると強調しました。また、国営企業が経済社会発展の重要かつ先導的な役割を引き続き発揮し、民間セクターととも、内なる力による独立した経済を構築し、国を力強く持続的に発展させることに貢献するよう求めました。さらに、チン首相は国営企業に対し、次のように指示しました。
（テープ）
「第1、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション、科学技術の開発と応用を先導すること。第2、体制、インフラ、人材といった3つの戦略的突破口への貢献をさらに強化すること。第3、加速と飛躍を通じて、包括的で持続可能な経済成長に実質的に貢献すること。第4、デジタル経済、グリーン経済、循環経済、シェアリングエコノミー、知識経済、クリエイティブ経済の発展を先導すること。第5、社会保障の確保、特に老朽化した住宅の撤廃や労働者向けの社会住宅の建設を推進すること。第6、メイドinベトナムの高付加価値商品を生み出し、グローバルバリューチェーン、サプライチェーン、生産チェーンに参加し、国際市場へ進出することで、国家の競争力とブランド価値の向上に貢献することです」
さらに、チン首相は2025年にGDP成長率を少なくとも8％とし、その後の二桁成長の達成に弾みをつける方針を明らかにしました。
(VOVWORLD)
