7月15日午前、ハノイで、「団結、刷新、飛躍、責任、規律」をテーマとした外務省党委員会の第1回代表大会が開幕しました。
席上、発言に立ったファム・ミン・チン首相は、外務省党委員会に対し、2025年~2030年までの任期中、平和と安定の環境の構築と確実な維持における重要な先駆的かつ恒常的な役割を継続して発揮するよう要請し、次のように述べました。
(テープ)
「我々は、独立・自立を保ちつつも『多様化・多角化』された外交路線を展開する上で、先駆的かつ中核的な存在として、積極的かつ効果的に貢献しなければなりません。世界の全ての国々と信頼できる友人、パートナーであり、平和、協力、発展という目標のために国際社会の責任ある一員となり、対外関係における『不変を以て万変に応ず』の指針をさらに深化させ、外交戦線に貢献する必要があります。外交は一つの戦線であり、外交官一人ひとりが外交戦線の先駆的な戦士でなければなりません」
なお、本大会は、主要任務を提起しました。それらは、政治、経済、文化の3本柱にわたり、対外活動を包括的かつ効果的に展開することや、パートナーとの関係を深化させ、安定的、実質的かつ長期的に持続可能なものとすること、そして、経済外交と科学技術外交を強化し、多国間外交を一層推進するとともに、特に2027年のAPECアジア太平洋経済協力会議、2029年のASEAN東南アジア諸国連合など、多国間の重要な責務を適切に果たすことです。さらに、国際法に基づき、独立、主権、統一、領土保全、および正当な権利と利益を断固として、かつ粘り強く守り抜くということです。
(VOVWORLD)