7日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相とベトナムを訪問中のWEF=世界経済フォーラムの創設者であるクラウス・シュワブ教授は、ベトナム国家大学ハノイ校を訪問し、学生と交流しました。
交流会で発言に立ったシュワブ教授は、世界を形作っている要素を取り上げました。これらは、より多様で複雑な要素であり、安定したグローバルな秩序から多極世界へのシフトしており、ベトナムを含む全ての国にチャンスと試練をもたらすとのことです。シュワブ教授は、ベトナムが繁栄・持続かつ包摂的な未来の構築のためのチャンスを掴むようなアイディアを提出しました。
一方、チン首相は、 シュワブ教授が提供した情報を高く評価するとともに、同教授の提出した包摂で包括的なアプローチ方法が「スマート時代」の発展の流れを反映することであると確認しました。さらに、チン首相は、ベトナムが「スマート時代」を迎えるためには、体制の完備、質の高い人材開発、スマート開発の為のインフラ整備を継続する必要があると述べました。
(VOVWORLD)