現地時間の9月21日夜、アメリカ・ニューヨークで、第78回国連総会ハイレベルウイークに参加した際、ファム・ミン・チン首相は、アメリカの一流の多国籍企業、および金融ファンドの指導者との座談会に参加しました。
座談会で、チン首相はベトナムとアメリカが両国関係を平和、協力、持続可能な発展のための包括的な戦略的パートナーシップに格上げすることは両国間の貿易、投資協力に新たなチャンスを切り開くものであると強調するとともに、ベトナムはグローバルバリューチェーンにさらに参入できるように、今後、グリーン成長、デジタル経済、循環型経済、科学技術とイノベーションの推進を強化すると明らかにしました。
また、チン首相はこれらの優先課題を展開するためアメリカをはじめ、国際社会と世界各国の多国籍企業と金融ファンドからの支援と応援が欠かせない要素であると述べました。チン首相はアメリカの多国籍企業と金融ファンドに対し、知見の共有、政策のコンサルティングを行うとともにホーチミン市における金融センターの建設、開発に参加するよう提案しました。
一方、座談会で、企業や金融ファンド、ベトナムの国家管理機関の代表は金融センターをはじめ、社会経済開発へ投入する投資資金の誘致を目指す対策について討議を集中的に行いました。
(VOVWORLD)