25日夜、ハノイで、2025年プラスチックイノベーションプログラムの表彰式が開催されました。
これは、ベトナム農業環境省とUNDP=国連開発計画ベトナム事務所により行われました。
WB世界銀行によりますと、ベトナムは年間約390万トンのプラスチック廃棄物が発生し、そのうちに約28万〜73万トンが水環境と海洋に流出しているとされています。これまでベトナムは、国内外において具体的な行動を通じて強いコミットメントを示してきました。中でも、イノベーションは、新たなソリューション、技術、そして持続可能なビジネスモデルを通じて、コミットメントを実際の成果へと転換するための重要な推進力と見なされています。
「プラスチックイノベーションプログラム2025」は、こうした取り組みの中でも代表的なイニシアチブとして位置づけられています。わずか4か月間にわたり、全国から116件のイノベーション提案が寄せられました。その中から25件の優れたイニシアチブがインキュベーションフェーズに選ばれ、最も優秀な12件のイニシアティブが式典で表彰されました。
式典で発言に立った UNDPベトナム事務所のラムラ・ハリディ所長は、次のように語りました。
(テープ)
「これらの数字は単なる統計データではなく、ベトナムにおける多様で活気に満ちた、そして潜在力あるイノベーション・エコシステムを示しています。プロジェクトはよりグリーンで、よりクリーンで、より持続可能なベトナムの実現に向けた解決策と希望をもたらしていると期待されています」
また、UNDPは持続可能な発展、グリーントランスフォーメーション、循環型経済に関するベトナムの主要な方針を具体化するために、本コンテストのアイデアを推進しつつ、ベトナムと共に歩んでいくことを約束しています。
(VOVWORLD)