31/03/2016 17:36 GMT+7 Email Print Like 0

干ばつ、塩水侵入を持ちこたえる

全国の穀倉地帯で知られるクーロン川デルタは今年の乾季において、この100年間で最も深刻な干ばつと塩水侵入に苦しんでいる。それにより、クーロンデルタの数百万人の人々が困難に直面している。川、水路、畑は乾き、海老や魚などが死んだだけでなく、人も水不足で困っている。
塩水侵入を前にして苦しむ
数年前から、3月になると、クーロン川デルタの人々は東春シーズンの収穫を準備したが、今年、干ばつと塩水侵入のため、畑が乾燥するようになった。

専門家によると、2015年の雨季は遅く来たが、早く終わったため貯水量が減少し、生産量と人民の生活に供給する水は不足になった。メコンデルタの上流にある各国が水力電気の工事を設立したことと水を貯蔵することはクーロン川デルタへ流れる水量は半分に減少した。他は、エルニーニョ現象により、海面が高くなり、海岸が浸食され、畑に塩水が侵入する現象が起こった。


2016年3月の中旬、クーロン川デルタ地域の13の省は干ばつ、塩水侵入の影響を受けている。
撮影:グエン・ルアン

全国の穀倉地帯で知られるクーロンデルタは今年の乾季において、この100年間で最も深刻な干ばつと塩水侵入に苦しんでいる。
撮影:グエン・ルアン

ベトナムのキエン・ザン省チャウ・タイン県タイン・ロックしゅう落ホア・フオック村における干ばつになった経路のシステム
撮影:グエン・ルアン

キエン・ザン省ラック・ザ市における農民の畑が乾くなった。

撮影:グエン・ルアン



干ばつで死んだ稲

撮影:グエン・ルアン

乾く成ったフオン農民の畑。

撮影:グエン・ルアン

雨からの水を保存しているベン・チェ省の農民たち。

撮影:グエン・ルアン

キエン・ザン省に住んでいるグエン・ヴァン・トゥ農民は地下約90mの深さまで掘った地下水を使っている。
撮影:グエン・ルアン

地下水を探しているベン・チェ省の農民。
撮影:グエン・ルアン

地下水を水槽に入れているベンチェ省のレー・コン・チン農民。

撮影:グエン・ルアン

メコン川は中国のチベット高原を源流を発し、中国の雲南省を抜け、ミャンマーとラオスの国境、タイとラオス国境、カンボジアからベトナムを通り南シナ海に抜ける。典型的な国際河川の一つで、多くの支流を持つ。クーロンデルタはメコン川の下流にあるため、メコン川上流に水力発電所を建設したことで下流のデルタ地域に住んでいる人々の生活に混乱が生じた。このデルタ地帯では、年間の水産物の60万トン、農製品の22万4トンが減産された。これはこの地域のGDPの2.3%にあたる。


今年、海水の侵入は2ヶ月早く来た。現在、ティエン川、ハウ川、ヴァムコ川、カイロン川などの西部地区の川は塩水の侵入レベルが高い。あるところは70kmから90kmの上流まで到達している。

バックリエウ省、カーマウ省は最もひどい影響を受けている。キエンザン省はカイロン川に接するため、塩水侵入のレベルが高い。キエンルオン県、アンビエン県、アンミン県、ヴィントゥアン県、ウーミントゥオン県の多くの家族は稲を護るために多くの方法を行ったが、効果がなかった。

塩水侵入の現象により、多くの所にある淡水と地下水は少なくなり、人々の生活に悪い影響を与える。地下約90mの深さまで掘れば地下水がある。


ベンチェー省は164集落があるが、160集落は干ばつになり、塩水侵入の現象が起こったため、生活向けの淡水が不足している。


長期的な対応
ベトナム資源−環境省のチャン・ホン・ハ次官によると、クーロン川デルタで起こった干ばつ、塩水侵入の原因はメコンデルタの上流で起こった問題によるものである。

中国の池の貯水量は230億m3である。その池の水は下流へ流れる水に影響を与える。

中国のお正月の時、エネルギーの需要が減ったため、発電用の水が蓄積された。この時、放流される水量が少なくなった。そのことが主な原因であると確認した。

(ソース:トゥオイ・チェー新聞



干ばつ、塩水侵入は5月末で最高のレベルに達し、6月まで続くと見られる。そのため、干ばつ、塩水侵入を防止することは緊急を要する。

クーロン川デルタ地域の各地区で発生した干ばつ、塩水侵入の状況を見るため、グエン•フ・チョン書記長は各地区を視察した。又、グエン•タン•ズン首相も緊急対策を指導し、これは国政の最も重要な責任であるとみなした。

クーロン川デルタ、南中部、タイグエン省において起こった干ばつ、塩水侵入に対応するために、摂り合えず、農業、農村発展省は、国際組織に援助を呼びかけると同時に、人民が淡水が使用できるように、井戸を掘ることや、淡水、食料などを運ぶことなどを指示した。






クーロン川デルタ地域の各地区で発生した干ばつ、塩水侵入の状況を見るため、グエン•フ・チョン書記長は各地区を視察した。
撮影:チー・ズン

塩水侵入を防止するための工事が促進されている。
撮影:グエン・ルアン

キエン・ザン省におけるキエン川の水門を完成している。

撮影:グエン・ルアン

キエン・ザン省における塩水侵入を防止するシステム。
撮影:グエン・ルアン

山火事を防止するため、腐植土の下にある水のレベルを検査しているウミン国立森の公務員。
撮影:グエン・ルアン

ベン・チェ省モ・カイ・ナム県における淡水を探している農民たち。
撮影:グエン・ルアン

ウミントゥオン国立林におけるポンプのシステム。
撮影:グエン・ルアン


モ・カイ・ナム町の農民たちは澄まされた水を使っている。
撮影:グエン・ルアン

ティエン・ザン省タン・フ・ドン小島における農民たちは稲を栽培しなく、レモングラスを植えている。
撮影:グエン・ルアン

塩水侵入のため、早く収穫された稲。
撮影:グエン・ルアン

クーロン川のデルタ地域は、全国の稲の生産量の55、5パーセントを、果物は70パーセント、水産物は69パーセントを占めている。農業、農村発展省によると、2016年3月の中旬、クーロン川デルタ地域の13の省は干ばつ、塩水侵入の影響を受けている。

長期的な方法について、政府は干ばつ、塩水侵入に耐えられる果実の木を植え、海面が上昇に対応できる農民の生産と生活に影響することがない方法に変更する。同時に、メコン川の水を効果的に使用し、干ばつ、塩水侵入に対応するためのODAの資金を使い援助することを呼びかけている。

クーロン川デルタ稲作研究院は、塩水に耐えることのできる稲を研究している。今、塩水に耐える稲も試験栽培されている。

ティエンザン省タンフードン小島に住んでいる人々は稲の代わりに、レモングラスを植えた。

以上の緊急対策として、ク-ロンデルタの各地区は困難を乗り越え、全国の穀倉地帯として、国内と世界の糧食の安寧を保護に貢献し続けることを期待する。


クーロン川デルタを長く研究しているグエン・フウ・ティエン氏は塩水で育つ植物の栽培に変更する方法が良いと思った。

(ソース:VnExpress電子新聞)


 
文:ソン・ギア、グエン・ルアン