22/10/2018 08:24 GMT+7 Email Print Like 0

口に筆をくわえ、即興で制作 枯れ葉剤被害の画家が来日

 ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の被害者で、重い障害がある画家レ・ミン・チャウさん(27)が18日、福岡市博多区の市立東光中学校(158人)を訪れ、絵画制作を実演した。筆を口にくわえ、即興で水彩画を仕上げ、生徒らを魅了。自身の体験を踏まえ、「夢をあきらめないで」とエールを送った。
写真・図版
完成した絵を囲む生徒たちとチャウさん=2018年10月18日午後4時7分、福岡市博多区の東光中、貞松慎二郎撮影

 日本とベトナムの外交関係樹立45周年記念の催しに招かれ、この日、11年ぶりに来日したチャウさん。早速、福岡タワーにも行き、大好きという海がある景色に目を奪われたという。
 ベトナム南部ドンナイ省の農村に生まれた。母親が枯れ葉剤の影響を受けたチャウさんは両腕が極端に細く、両脚は複雑に折れ曲がっている。生後6カ月で親元を離れ、枯れ葉剤被害児らが暮らす施設で育った。小さい頃から絵が好きで、やがて口を使って描く方法を身につけた。
ソース:asahi.com