09/04/2021 16:09 GMT+7 Email Print Like 0

北原直美氏―ベトナムの女性と女児の平等な権利を推進

国連人口基金ベトナム事務所所長の北原直美(Naomi Kitahara)氏は日本人で、UNFPAとともにベトナムにおいて健康的な生活の確保を支援し、女性と女児の平等な権利を推進するための多くのプロジェクトを実施してきました。
2019年9月1日に北原直美所長はベトナムでの仕事を引き受けるとすぐに、ベトナムは発展途上国であり、日本と文化的に多くの類似点があることにとても喜び、ベトナムでの仕事に合っていると感じました。 UNFPAでの主な任務は、女性と子どもが健康で平等な生活を送る権利の推進に貢献することです。彼女はいつも、人々が女性と子供の権利をより理解するためにメディアはどのようにサポートできるか、女性が健康を改善し、すべての関係において平等になるための機会をどのようにもたらすかについて頭を悩ませています。
2019年、ベトナムが女性に対する暴力についての第2回全国調査を実施した時、彼女はベトナムを支援するUNFPAの専門家と共に熱心に取り組み、国及び地方両レベルでの政策決定の基礎となる報告の成功に寄与しました。 女性に対する暴力問題の未解決は、2030年までに持続可能な開発目標を達成する上で、ベトナムにとって大きな障害となります。


ベトナムの女性と女児の平等な権利の推進を支援してきた国連人口基金ベトナム事務所北原直美(Naomi Kitahara)所長。
写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)



UNFPAベトナムの同僚たちと一緒に働く北原直美所長。写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)

ベトナムに長年住み、ベトナムの文化、特に伝統的なテトの休日の
人々の温かさに感銘を受けた北原直美所長。写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)

「思春期の少女への投資」をテーマにした2016年の世界人口に関する現状報告に選ばれた少女、
トゥオン・アンさん(チャン・フー中学校の生徒)と親しく話し合う北原直美所長。
写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)



ベトナムの高齢者のためのヘルスケアオンラインアプリケーション創設にあたって、
協力ソフトウェアを発表するUNFPAの北原直美代表と医療省。写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)


ASEAN地域の医療活動セミナーに参加する北原直美所長。写真:NVCC資料

北原直美所長は、「仕事中、何千人もの女性と女児が勇気を持ってライフストーリーを語ってくれたことに感動しました。そのライフストーリーがないと、UNFPAの調査は行えず、女性と女児に対する暴力問題は静かに進行し、私的な問題という理由で覆い隠されます。ベトナムの持続可能な発展の過程において、私たちは女性のみならず、暴力の犠牲者が取り残されてはなりません」と語りました。

2020年、ベトナムは新型コロナの流行に直面しただけでなく、中部地方での洪水と暴風雨により壊滅的な被害を受けました。 UNFPAを代表する北原所長は、ベトナムでの新型コロナに対処するための支援に参加し、最も災難に遭いやすい対象、例えば妊娠している女性、ジェンダーに基づく暴力の危険にさらされている女性たちに不可欠な生活物資を購入して提供するよう呼びかけました。

北原所長は次のように強調しました。「自然災害により何千もの家屋が破壊され、人々は逃げることを余儀なくされました。女性と女児は災害時に最も脆弱です。女性が出産で死ぬような事態を起こさせてはならず、緊急時にもこれが確実に実行される必要があります」

UNFPAには女性と子供を暴力から守るための多くのイニシアチブがあり、特に新型コロナのパンデミックが起きた時です。 「アイン・ズオン家」プロジェクトは、ハノイ、クアンニン、ダナン、ホーチミンを含む4つの市・省で実施されているUNFPAのイニシアチブで、スーパーマーケット、薬局、ホテルの協力を得て、ジェンダーに基づく暴力や広範なメディアに関する情報を受け取る効果的なホットラインです。北原所長はこのプロジェクトに非常に熱心で、ベトナムの女性と女児に対する暴力をなくすための画期的な新しいプロジェクトであると断言しました。



2020年にハノイで開催された「2019年国勢調査と住宅」でUNFPAとともにベトナムの支援に参加した北原直美所長。
写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)



ベトナム人女性を家庭内暴力から守るためのフォーラムに出席した北原直美所長。写真:NVCC資料


ベトナムの医療施設に多くの医療機器を贈呈するUNFPAの北原直美所長。写真:NVCC資料


2020年の暴風雨と洪水の際に影響を受けたベトナム中部の人々に不可欠な物資を提供提示したUNFPAの北原直美所長。
写真:NVCC資料



2020年の暴風雨と洪水の際に影響を受けたベトナム中部の農家の女性に不可欠な物資をUNFPAの代表として提供した北原直美所長。
写真:NVCC資料

北原所長は、特にべトナム政府が人口率を調査するのを支援するために、UNFPAが始めた多くのプログラム、特にプロパガンダ「出生前の性別スクリーニングにノーと言おう」を運営しました。 UNFPAはベトナムにおける男女共同参画のメッセージの普及に貢献するために、「私は女の子」コンサート、「女の子を産んで、お金を稼ぐ」などの多くのプログラムを主催しました。彼女は「息子か娘ではなく、子供が健康に生まれている限り、すべての夫婦が安全で幸せに満足しているベトナムを夢見ています」と語った。

彼女はベトナム人の女の子にとても共感している人で、彼女たちがUNFPAとの協力者として働き、学力を伸ばし、優れた地球市民になる機会を常に与えています。現在、ベトナムのUNFPA事務所には、子供たちに関する多くの進行中のプロジェクトがあり、それ協力してくれる10人以上の女子学生がいます。


2020年、北原直美所長はベトナム政府、ベトナム人口総局、および多くの部門からベトナム国民の健康的な生活の確保とケア、
並びに女性の平等な権利の促進への功績に対し表彰状が授与された。
-日本で生まれ育ったが、外交官の仕事で世界中に派遣された北原所長は
UNFPA(ザンビア、ニューヨーク、南アフリカ、モンゴル)、UNDP(モザンビークとマラウイ)、
JICA(コンゴ民主共和国)における国際開発の分野で23年以上の経験がある。
文:ビック・ヴァン(Bich Van)
写真:タイン・ザン(Thanh Giang)、NVCC資料