イベントでは、労働者の喉自慢大会、飲食フェスティバル、労働者の健康促進会、就職面接会、労働者をテーマとする写真展などが行われました。イベントには、ハノイと周辺の地方に住む5千人以上が参加しました。ハノイ郊外のソンテイ県に住んでいるグエン・ティ・フォン・タオさんは次のように話しました。
(テープ)
「イベントは飲食、健康、技術などについて多くの新しい知識を身につけられるので、大変有益なものです。毎年、労働者向けのこのようなイベントを行っていただければ、と思います。」
これに先立つ4月30日、ハノイで、ベトナム労働総連盟は、「ベトナム労働者の知恵」と題する展覧会を開きました。展覧会で、労働者のイノベーションによって生産された75の製品が展示されています。労働総連盟のグエン・ヴァン・ガン副議長は、これらの製品はベトナム人労働者が自分で考えて作ったもので、ベトナム労働者の知恵を反映するものであると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「展覧会を通じて、労働者たちは、アイデアやイノベーションを創出し、労働効率を向上させ、消費者に愛用される製品を生産できるようになると、労働総連盟は期待しています。これは、「ベトナム人、ベトナム製品を使おう」という運動の展開に寄与すると共に、輸出市場の拡大に役立つと思います。」
一方、中部フーイエン省では、労働者月間2016の始動式が行われました。始動式には労働組合の組員約300人が参加しました。労働者月間は、労働組合を発展させ、労働者の権利保護を強化するのが狙いです。
そして、中部ハティン省の労働連盟は労働者月間2016を機に、労働組合の役割、及び、労働者に関連する法律や政策について宣伝啓蒙活動を強化すると共に、労働者の就職斡旋や収入増加、生活改善を目指す様々な活動を行う方針です。
ソース:VOV