この設備はCliスマート・アイズと呼ばれ、出入りする 大勢の人々の流れを監視するとともに、感染リスクがある症例を自動的に検出することができ、交差感染危機の抑制に役立つとされています。
この設備は2020年末から、ベトナムの科学技術アカデミーに属する情報工学と計算センターのファム・ホン・クアン博士と同僚により研究・開発されたものです。クアン博士は次のように語りました。
(テープ)
「新型コロナウイルス検問所に常駐する人々は毎日、数千人と接触し、人から人への感染危機が高いです。保健省の予測によりますと、経済活動の再開に際し、およそ6百万か所の施設はQRコードのスキャンを義務付けられます。この設備により、感染危機の軽減が図られるでしょう。」
この設備は国内で開発・生産されることから、輸入品と比べ、一個あたりおよそ2万4千円安くなっています。