声明によりますと、クアン主席の訪問はコーウィンド大統領の招きによるもので、3月2日から4日にかけて行われました。両国は党、国家、政府、地方レベルの代表団の相互訪問や草の根外交活動を維持し、今年中、外相級合同委員会を開催することで一致しました。また、国防・安全保障の協力を全面的かつ戦略的パートナー関係の重要な柱に位置づける一方、越境テロ行為をはじめテロリズムを非難しています。
さらに、経済、貿易協力を強化する決意を表明し、両国の関係機関に対し、2020年までに商取引額を150億ドルにするという目標を達成するよう、適切な解決策を模索することを求めました。
そして、ベトナム・インド、ASEAN・インドの連携の強化やインド洋、太平洋を平和で繁栄した地域に発展させることの重要性を強調しました。双方は地域と国際場裏で緊密に連携し、1982年国連海洋法条約を含め国際法に定められた平和、安定、安全保障、海上・上空の自由航行の確保、DOC=海上行動宣言の完全履行、COC=海上行動規範の早期作成などに対する支持を強調しました。
4日午前、クアン主席はインド共産党、インド共産党マルクス主義派の党首、インド・ベトナム友好議員グループの会長らとそれぞれ会見しました。
ソース:VOV