
8.ファシズムに対する勝利80周年を記念
ロシア、中国、そして世界中の多くの国が、ファシズムに対する勝利80周年を記念し、モスクワの赤の広場や北京の天安門広場での軍事パレードなど、象徴的な行事を開催した。これらのイベントは、ソ連軍と人民の決定的な役割を含む、各国の大きな犠牲によって勝ち取られた歴史的勝利を想起させるとともに、過激主義やネオファシズムを阻止し、平和で安定した持続可能な世界を目指すという国際社会共通の責任についての力強いメッセージとなった。

9.ASEANは東ティモールを11番目の加盟国として承認
2025年10月26日に東ティモールが正式にASEANに加盟したことは、域内の結束を強化し、地域協力を拡大するという決意を示す重要な一歩となった。これは、東南アジアのどの国も共通の発展プロセスから取り残されないよう、包括的な共同体の構築に尽力するするというASEANの姿勢を示すものである。新たな加盟国の受け入れは、ASEANが地域および世界規模の課題に対応するための連携を一層強化する原動力ともなる。
10.難病患者に希望をもたらす遺伝子治療の進歩
英国の医師たちは、先進的な遺伝子治療を用いて、希少な遺伝性疾患であるハンター症候群を患う3歳児の治療に成功した。英国国民保健サービス(NHS)は、遺伝子編集技術CRISPRに基づくCasgevy療法を正式に広く導入し、遺伝子変異によって引き起こされる鎌状赤血球症と遺伝性貧血の患者の治療に適用している。
CRISPRは、欠陥のあるDNA断片を正確に特定し編集することを可能にする画期的な医療技術であり、体内で直接遺伝子を編集するか、体外で細胞を編集してから体内に戻すことで、遺伝性疾患、がん、HIVなどの疾患を治療する可能性を広げている。

(ソース:nnovativegenomics.or)