12/07/2019 16:26 GMT+7 Email Print Like 0

ベトナムの武術

中国人は少林、峨眉、武當などの伝統武術が、日本人は空手、剣道、相撲などの武術が、韓国人と北朝鮮人は跆拳道が、インドネシア人とマレーシア人はプンチャックシラットが、カンボジア人はボッカタオがあれば、ベトナム人はビン・ディン武術、ニャット・ナム武術、タン・カイン‐バ・チャ武術、バックホ武術、ビンディンサロンクオン武術、ボビナムなど武術と特別な数百の武術の派がある。
ベトナムの武術の誇り

ベトナムの伝統武術はベトナム人の伝統文化遺産であり、ベトナム人が創造した武術、あるいはベトナムに入り、ベトナム人の体形、ベトナムの文化、ベトナム武術の哲理に適し、数千年間伝承されたベトナム式の武術である。

数千年が経ち、ベトナム人は武理、武礼、武道、武経、武草、武戦、武術、武医(伝統的な医学と武術で病気を治療すること)、武楽、武服などあらゆる面において武術を創り出した。

技術の面について、ベトナムの伝統的な武術は動作の美は重視しないが、他の世界の武術に比べると強くない。ベトナムの伝統武術は実践的で、柔軟で、ベトナム人の体形に適している。そのため、ベトナムの伝統的な武術の基本的な哲理は弱さで強さを、少なさで多さを、短さで長さを制す。

ベトナム人の昔に生まれたニャットナム(一南)武術は外国人の門下生を集める。
撮影:ベトナムフォトジャーナルの資料


ベトナムの武術の技術。
撮影:タイン・ザン



ベトナムのホイアン旧市街のキソン武術堂で、今も行われる古武術のコンテスト。
撮影:ベトナムフォトジャーナルの資料



ビンズオン省で壺や瓶を生産するトゥー・ザウ・モットのルー武術(壺を使う武術)
撮影:グエン・ルアン


ホーチミン市におけるナントン武術派のレー・ヴァン・キエム武術派(別名タム・キエム)が創造した武術の器であるソンテェット。
撮影:ベトナムフォトジャーナルの資料


ベトナムの伝統武術は実践を主体としているが、一撃必殺の特別な気功の訓練をする方法もある。
撮影:タイン・ザン


ベトナムの伝統的な武術には100の派があり、それぞれの派は利点と秘訣を持っている。
撮影:ベトナムフォトジャーナルの資料

2019年第8回スポーツ大会で行われるVovinam.

武術で使う武器について、弓矢、パイク、クラッチ、剣などの他、ベトナム人はスコップ、各国の武術でめったに見られない特別な兵器になるつぼ、タオルなど日用品を使い創造した。

昔のベトナムの王朝の時、1 3世紀のチャン王朝はザンヴォ堂を開き、王朝の親族に武術を教え、18世紀のレー王朝と19世紀のグエン王朝は武術家を養成し、ヴォ―ミエウ(武廟)を設立した。

以上の価値で、ベトナム伝統的な武術連合団ホアン・ヴィン・ザン教授は政府の同意で、ベトナム伝統的な武術連合団がベトナムの伝統武術を復活させ、保護と発展させるため、世界にアピールするために、「2020年までベトナム伝統武術の保護と発展」というプロジェクトを作り出し、ベトナム伝統武術学院を設立するなど、多くのプログラムを実施した。

特別な価値を持つベトナムの伝統武術は世界の他の武術に相当する。


今、ベトナム全国には、700の道場があり、100派の武術があり、最高のレベルの18レベルは600人、17レベルは500人が、15と16レベルは550人がいる。

世界でベトナムの武術の誘致
 
世界の50ヶ国の地域でベトナムの伝統武術の訓練センターがあある。千人の武術家、専門家、高いレベルの監督を含む数十万人が各センターで練習に励んでいる。ベトナムの伝統武術は武術に人気のある世界の人々に対して人気があるという。

1975年の前、ベトナムの伝統的な武術は越僑のいくつかの国で始まった。ベトナムが解放された後、1991年、ベトナムの伝統武術連合団が、2015年ベトナムの伝統武術世界連合団が誕生した。世界でベトナムの伝統武術を練習する運動が広まった。多くのベトナム人の優秀な武道家が外国へ行き、ベトナムの伝統武術を伝える他、多くの外国人の武道家もベトナムに来て、ベトナム人のベトナムの伝統武術を理解した。


ホーチミン市伝統武術連合団のStephane Lesoil武道家であるグエン・マイ・チン女性の武道家は多くの武術の技を持っている。
撮影:ソン・ギア



武術の技を教えるStephane Lesoil武道家
撮影:ソン・ギア


多くのソ連の競技者に人気のあるニャット・ナム武術
撮影:ベトナムフォトジャーナル


ティエウロン道場の門下生はベトナムの伝統武術の型を稽古している。他はベトナムの伝統的な武術の特別な練習のレッソンもある。
撮影:ソン・ギア


2015年、ベトナムの伝統武術連合団は設立され、合法的な組織になり、ベトナムの伝統武術に興味を持つ世界の人々の共有と交流の場になる。
撮影:タイン・ザン

タインロン道場の館長であるレー・キム・ホア武道家、ゴー・スアン・ビン武道家、レー・ディン・ロン武道家はベトナムの伝統武術を外国へアピールする武道家のリーダーである。

ドイツの元フェンシング選手第9代国際オリンピック委員会 (IOC)の トーマス・バッハ会長はベトナムに到着し、2016年ダナンで行われたAsian Beach Gamesに出席する時、ダナンでホー・ヴァン・ザオ武道家のバックホラム道場を訪問した。ここで、バッハ会長はベトナム人の人々が年齢を問わず、武道に人気があることにびっくりし、これは伝統的な武術を保護させ、発展を望む各国が参考にすべきのモデルであると述べた。

今まで、ベトナムは2016年と2018年で行われたベトナムの伝統武術世界チャンピオンシップを含むベトナムの武術に関する国際コンテスト、2019年5月、フランスのマルセイユで行われる第1回国際伝統的な武術カップは世界中の数10ヶ国から数千人の選手が集結した。

現在、2011年、2013年のSEAGames、2015年のAsian Beach GamesでVovinamは正式な競技であり、2019年、フィリッピンで行われる第30回SEAGamesで入れられる予定である。ベトナムは中国の 武術(ウーシュー)、日本の空手、韓国のテコンドーのように世界の大きなスポーツ大会にベトナムの伝統的な武術が取り入れられることを期待している。


今、国際的なベトナム伝統武術連合団の他に、アジアでのベトナム伝統武術連合団、南亜地域のベトナム伝統武術連合団、アフリカのベトナムの伝統武術連合団、東南アジアのベトナムの伝統武術連合団、フランス、イタリア、ロシアなどのベトナムの伝統的な武術連合団などもある。フランス、イタリア、ロシア、イラン、インドなどでベトナムの伝統武術連合団は広く活動している。ベトナムの伝統武術連合団は2020年まで、60ヶ国の地域で、2030年まで、100ヶ国の地域でベトナムの伝統武術連合団の発展が期待される。
文:タイン・ホア、ソン・ギア
撮影:タイン・ザン、ソン・ギア、グエン・ルアン、ベトナムフォトジャーナルの資料