12/11/2017 20:06 GMT+7 Email Print Like 0

ベトナムと中国関係を促進する新たな原動力

ベトナムのグェン・フー・チョン共産党書記長とチャン・ダイ・クアン国家主席の招きに応じて、中国の習近平国家主席が10日から13日にかけて、中部ダナン市でのAPEC首脳会議に出席した後、ベトナム国賓訪問を行っています。

この訪問はベトナムと中国との全面的戦略的協力パートナー関係の発展方向を定めると共に、 アジア太平洋地域の協力に積極的に貢献するものとなります。

これは中国共産党第19回全国代表大会後に行われた習国家主席の初の外遊です。この訪問はベトナムと中国との関係を重視するという中国共産党、政府の政策だけでなく、ベトナムによるAPEC首脳会議の主催に対する中国の支持を示しています。

近年、ベトナムと中国との善隣友好・全面的協力関係は絶え間なく強化、発展してきました。両国間の各レベルの相互訪問が頻繁に行なわれ、両国関係の強化に重要な役割を果たしています。2015年、両国の共産党書記長が相互訪問を行ないました。また、2017年始め、チョン書記長は中国国賓訪問を行ないました。そして、去る5月、チャン・ダイ・クアン国家主席は中国国賓訪問を行ない、北京で開かれた現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミット・フォーラムに出席しました。

経済分野においても、両国間の経済、貿易関係が多くの前向きな成果を収めました。2016年から、ベトナムはASEAN=東南アジア諸国連合加盟諸国の中で、中国の最大の貿易相手国に、世界各国の中で8番目の貿易相手国になりました。

年初から9ヶ月間、両国間の取引総額は830億ドルに達し、前年と比べ、およそ20.6%増となりました。今年、両国間の取引総額は1千億ドルに達する見通しです。また、2017年始めから、対ベトナム中国の投資額が急増しています。

9月末現在、中国はベトナムに1800件の投資プロジェクトを実施しており、その投資総額は120億ドルに達しました。

「中国の投資家がベトナムに関心を寄せている理由としてあげられているのは、両国関係が前向きに発展しているということです。その他、現在、中国は世界各国と貿易関係を拡大させることを望んでいます。隣国であるベトナムは有利な条件に恵まれています。また、中国だけでなく、世界各国もベトナムの安定した政治、国際社会への参入を進めるというベトナム政府の決意、有利な経営環境などを目にしています。」

APEC首脳会議のベトナム主催を支持する中国

APEC首脳会議2017はグローバル化が進む中で、いくつかの国々でグローバル化と自由貿易化がもたらす利益に対する懐疑的な見方が浮上しています。それで、ベトナムは中国を始め、APEC加盟諸国が連携と協力を維持するための措置を討議し、地域と世界の試練の解決に対するAPECの役割を示すことを望んでいます。

APEC首脳会議2017に、習近平国家主席は演説を行い、グローバル化、多角化貿易体制、経済連携プロセス、アジア太平洋地域の自由貿易圏の構築を取り上げています。これについて、中国貿易大学の上風博士は次のように語りました。

(テープ)

「経済面を見ると習国家主席がベトナムを訪問し、APEC首脳会議に出席することは非常に重要な意義を持っています。両国間の協力規模は絶え間なく拡大されています。この機に、協力協定が締結され、中国とベトナム、及び、中国とAPEC加盟諸国との貿易、投資、観光分野における協力が強化されるようになります」

現在、ベトナムと中国の経済社会は急速に発展しています。中国の習近平国家主席による今回のベトナム国賓訪問は両国関係の深化に寄与することが期待されています。
ソース:VOV