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スポーツ

クー(こま)の思い出

田舎出身の私たちは幼いころ、だれもが自分の父親から「クー」を作ってもらった。私たちは水牛を畑へ連れて行って餌をやる時によく「クー」を一緒に持って行き、競争をして、はしゃぎ声は畑全体に広がった。今、私の友達は皆田舎を離れて仕事し生活している。私の田舎は都市化され、今はもう子供達は、「クー」をやらなくなった。しかし、最近、高地へ行った時に、モン民族の子供達が「クー」(モン民族は「ツル」と呼ぶ)をやっているところを見て、私は突然、気軽な民俗の遊びについての子供の頃を強く思い出した。
これらの鮮明な記憶の中で、一番思い出されるのはタンさんである。彼は1981年生まれ、私と同じ年だ。彼のお父さんは村で大工として働いた、友達の中で最もきれいな「クー」を持っていた。だから「クー」遊びでは彼はいつも必ず勝った。私の田舎では、「クー」をやるのに、二つの方法があった。一番目は「クー」を回してどちらが長く回るかの勝負。2番目は「クー」と「クー」をぶつけ合って、どちらかが壊れた方が負けになる。そこで敗者は勝った人の水牛に餌の草を取ることやその水牛を勝った人の家まで連れて行くことなど、水牛に餌をやる私たちが決めたことをやらなければならなかった。 

コマを作るためにはdiospyros decandra lourの木、Erythrophleum fordiiの木、Chukrasia tabularisの木など、色々あるが、一番よいのはガアバの木である。なぜかというと、この木は丈夫であり、どこでもみつかる。そして、「クー」を作るのに簡単である。

子供の手の大きさに合わせた「クー」作るために、通常、直径が約10センチののグアバの木を選ぶ。

「クー」を作る人は「クー」が真ん丸くてバランスが取れるようにうまく削る必要がある。

良い「クー」とは回すと、バランスが良く長く回るものである。

タンさんと「クー」をやる時は、私はいつも敗けた。従って、いつも私は自分の水牛と彼の水牛のための草を取り、彼の水牛を彼の家まで連れていくことになった。私はすごく悔しかった。グアバ木の切り株は大きくて丈夫なので、「クー」作りに最高だと大人の人から聞いた。当時、私の家の分室には2本のグアバの木があって、村では一番おいしい実がなり、母はその実を市場へ持って生きそしてよく売れた。不幸なことに、その1本は私の家族全員が畑へ行っている時に誰かに切られてしまった。残りの1本は親が留守の時、タンさんとの勝負で勝って満足できるように、ナイフでその木を切って、「クー」を作った。思ったとおり、その数日後の勝負で私は勝った、しかし、その夕方、親が帰ってきた時に、グアバ木を切ったことで、父から忘れられないほど叩かれた。その時、タンさんはフェンス越しに私を見て、くすくす笑って続けた。
我々は農村での若き日の悲しさと幸せはキャッサバやジャガイモのように育った。大きくなった時、我々は皆田舎を離れて、南部に行ったり、北部に行ったりして、ばらばらになってしまった。この間、高地へ行って、モン民族の祭りに出た時に、そこの子供達がコマをやっているところを見て、私の心の中に突然懐かしさの気持ちでいっぱいになった。そして、その日、私は突如に子供になって、ツルを借りて、夢中になってやんちゃなモン民族の子供達と一緒に遊んだ。



モン民族の子供は様々の形で「クー」をやっている。一人ですることもある。

又は二人でクー遊びをする


お祭りでは友達と一緒にすることもある。
文と撮影:ビエット・クオン、トン・ティエン

tamquyen

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