CNNによりますと、 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、中国で昨年12月に最初の症例が報告されて以来、新型コロナの感染者は指数関数的に増加しています。3カ月以上後の4月2日に世界全体の感染者数が100万人に達してから、その後3カ月弱の6月28日には1000万人を記録して、今度はわずか6週間で2000万人に倍増し、拡散が急速化しています。
この2週間での1日当たりの新規感染者数の平均は、25万人強という高水準で推移しています。
ジョンズ・ホプキンス大によると、感染者増加の主要因は中南米・カリブ海地域となっているものの、アジアでも感染者が増加しており、死亡率が最も高いのは依然として中南米・カリブ海地域とされています
感染者数が最も多いのはアメリカで500万人以上、ブラジルが300万人、インドが200万人強となっており、死者数では多い順にアメリカの16万人、ブラジルが10万人超となっています。
欧州では「第2波」への懸念が高まるなか、英国などで新たなクラスター(感染者集団)が発生しました。
また、アフリカでも7日に感染者が100万人を超え、中でも南アフリカの感染者数が55万人超と半数以上を占めています。