11日、シンガポールの英字有力経済紙「ザ・ビジネス・タイムズ」は、ベトナムとEU欧州連合の自由貿易協定をテーマにした記事を掲載し、その中で、8月1日発行されたこの協定は最終的にベトナムとEU間の関税の99％を撤廃することで、ベトナム経済にとって歴史的な節目となるであろうと報じました。
記事によりますと、この協定は、ベトナムの貿易と投資を一段と拡大させ、その中で、通信設備、電子精神、繊維製品、コーヒー、コメ、水産物などベトナムの主要な輸出品目は大きな弾みをつけられるとします。
また、世界各国の企業がサプライチェーンの再構築に取り組んでいる中で、EUとの自由貿易協定は、世界のサプライチェーンにおけるベトナムの位置を高めるはずです。特に、ベトナムはASEAN諸国の中で新型コロナ抑制に最も成功している国の一つで、世界各国の投資誘致に優位に立っているとしています。
