ベトナムにおけるインターネット利用者の検索傾向に関するグーグルトレンドの統計によりますと、新型コロナウイルス感染者追跡アプリ「ブルーゾーン(Bluezone)」は2020年8月最初の週間で検索回数が最も多かったテーマとなっています。
一方、情報通信省の統計によりますと、8月11日11時現在、ブルーゾーンをインストールした回数は、7月25日と比べ 延べ1550万回増にあたる1570万回に達したということです。これにより、一日平均100万人のベトナム人が、新型コロナウイルス感染者追跡アプリ「ブルーゾーン(Bluezone)」をインストールしています。その中で、このアプリのダウンロード数の割合が34.13%に上るダナン市は、全国で最も多い地方となっています。ハノイ、北部クアンニン省、ホーチミン市などはそれに次いでいます。現在、この5つの地方でスマートフォンにブルーゾーンを導入した件数は、480万件に上っています。
なお、ブルーゾーンは、アプリユーザーのウイルス感染が分かった場合に、濃厚接触した可能性のあるアプリユーザーに警告通知を送る機能を有するものとなっています。