29日午後、ホーチミン市で、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は同市の指導部と会合を行い、市内で実施中の各国のODA=政府開発援助によるプロジェクトの進捗について話し合いました。
ホーチミン市人民委員会の報告によりますと、現在、同市では122兆5000億ドン（約6125億円）相当の9件のODAプロジェクトが実施されていますが、今年上半期にその資金調達が減速しているということです。ミン副首相は、「ホーチミン市へのODAが巨額であることから、資金調達を加速させることは重要である」と強調しました。
また、市内の地下鉄1号線に触れ、「政府は、ホーチミン市の具体的な提案を踏まえ、決定を出す」と明らかにしました。同日午前、ミン氏はホーチミン市の地下鉄1号線の工事現場を視察しました。現時点まで、このプロジェクトのおよそ73％が完了しています。
